軟式ゴルファーズエクスプレス再び - 7 -

ゴルファーズ・エクスプレスといえば、やはり国産外国製を問わず大型の高級高性能車というのが相場。

今回のweb CGでいうとクラウンであり、アウディA5であるわけですね。

結論から言うとこれらは「軟式……」にはなり得ません。

付加価値が余りに多すぎる。

高級、高性能。

それらは使い勝手がとても悪い嗜好であり、そして不必要な性能だから。

クルマとしての存在価値はあるでしょう。

実験的な意味合いもあるでしょう。

わかる人がわかればいいのだし、好きな人が乗ればいいのだけれど。

でも「軟式……」には不必要なものばかり。
軟式生活にとっては価値のないクルマたちなのです。

基本的には日本とかドイツとかの、20世紀的にはちょっと後進国だった国々の考える高級、高性能、高品質は○○な△△のような××ですね(当ブログに相応しくない表現のため、師匠杯倫理規定に拠り伏せ字にしました)。

アウディの方が極めてドイツ的な発想で、突き詰められた超高性能を具現化しているとしても、割と古い日本人のクルマへ込めた思いのそれであるクラウンも同様の意味あいしかなくなっているというのもまた可笑しいんですが……。

応接間のような塹壕や、泥濘で動けなくなるケーニッヒを作っていた国。
美しくも異常な精神で、若人の命を犠牲にした国。

おそらくは国家として未熟で、それゆえ国民としてはより熱心に先進国とのギャップを埋めようとしたのだと思いますが、彼らが熱心になればなるほど病的な状態になって行ったのは皮肉です。

二つの世界大戦を通じて、当時の両国を眺めてみると、今の超高性能アウディと超高級クラウンにその国民性が投影されてしまう気がする総務なのでした。

ま、ひとことでいうと「やり過ぎはよくない」ということ。

カローラの節度をもっていれば優秀で健全なクルマ造りができる日本人の心も、ひとたび間違えば神風に吹かれてどこへ行くかわからないんですね。

それにしても、そのカローラとクラウンを同じ会社が作っているというのも極めて日本的な不思議ではありますな。

実は、カローラは5ナンバー枠が作り出した偶然の名車だったりして……。

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